縫製
@イメージ
A着物の選択
B着物の解体
C着物のアイロン
D裁断
E縫製
Fボタンホールかがり
社長や秘書の寝姿を拝見して、私、丁稚のkenがアロハのイメージをわかせる所から製作がスタートします。最近は狭い家の家猫さん達なので、わざわざ見ないでも常に目に付くの、でだいぶイメージが身体に染み込んできました。
もちろん冗談では無く、この写真みたいな寝姿のアロハを目指していますので、虎とか鷹とかのイカツイのは、あまり創らないと思います。
最も重要な着物を選ぶ作業です。家には現在、3,4百枚の着物があり、一部屋潰しています。クリアーボックスに入れて、どんどん積み上げてあるので、実際は上の方から選ぶ事が多いですが。あとは創っていて楽しいように、いろいろな色や柄の着物が組み合わさるようにしています。
今回は初めてのネット販売とゆうことなので、特に丈夫な素材で、汚れや傷みが全然無い物を選びました。
それと素材は基本的に絹100%ですが、まれに数%他の素材が混入していると思われるものもありますが、その様に思われる物には販売のほうに書いておきます。
絹は動物性の素材なので、燃やすとチリチリと髪の毛の様に焼け、匂いもその様な独特なものなので、だいたい判別できるのですが、数%他の素材が混ざっていても同じ様に焼けるので判別は難しいですね。あとの手がかりは手触りだけなので、普段触っていないと、まず分からないとは思います。  
選んだ着物を地味に糸きりバサミで解体していきます。着物は手縫いなので、まあ解体しやすいんですが、それでも1,2時間ぐらいかかります。             部屋も散らかるし、結構気合が要るので、7,8ぐらいを1日がかりで一気にやるようにしています。       そのさい着物の汚れ具合や、傷み具合をチェックしながら作業を進める様にしています。  
基本的に着物は直線が多いので楽なんですが、地の目を真っ直ぐにするのが目的です。ここでしっかりやっておかないと裁断のときに、真っ直ぐ切っても曲がっているといった事態に陥ってしまいます。
アイロンをあて終わった生地は着物の反物状にくるくると巻いた状態で保管しておきます。
Gボタン付け
ここが一番神経を使います。縫い直しは出来ても切り直しは出来ないもので。生地もかつかつ2枚取れる程度しかありません。
大量生産の服の場合、何枚もときには何十枚も重ねて裁断するんですが、こちらは柄も合わせないといけないし傷や汚れがあると、避けなければいけないので一着ずつ切らないといけません。このあとの縫製がやりやすいかどうかは裁断にかかっていますんで、出来るだけ正確に、しかも手際良くを心がけています。
やはり多くの時間を割くのが縫製の工程です。
使用しているミシンは工業用のエンジンのようなモーターのとんでもなく速いんですが、縫い目はさすがに綺麗だと思います。
僕自信はこの工程が一番好きですかね。ここはきっちり縫うだけなんですが、バラバラに切られた部品がだんだん服になっていくのが、たまりませんね。感じとしてはプラモデルを組み立てる感覚が近いような気がします。
縫製の方は、かれこれ10年ぐらいは、やっているので、そこそこ縫えると思います。生地端の処理は全て折り伏せ縫いなんで時間はかかりますが、ロックミシンは好きではないので、今後もこれで行くつもりです。
今時手かがりでボタンホールをやっているのはオーダーメイドのスーツぐらいだと思います。もちろん普通は専用のミシンを使います。細かい部分なので良く見ないと分からないし、だから何なんだと言われても困ります。これは個人的な趣味のようなものです。もし見る機会があれば手でやってるんだなーと思ってもらえれば幸いです。
この工程も我が社のアロハには、かなり重要です。色々な素材や色のボタンを少量ずつ3,4百種類ぐらいはスットクしてあります。大きさは1,5センチの物が中心です。
ボタンを選ぶ基準は生地の雰囲気です。ぴったり合わせるか、目立たせるか色々ですがアロハ全体にとって重要な選択です。
製作工程



100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!